製作したいそのモノづくりを頼むとしたら、似たような製品を作った会社に頼むのが良いと考えます。加工実績に掲載された類似品であれば、「うちでは無理です」と断られたり、
断る理由付けのような高い金額の見積もりを提示されたりされることは無いはずです。加工事例の写真や形状、大きさなど事例を元に見つけて自分の製作したいモノづくりに一致するか判断してみましょう。
ワンストップで一貫して加工をすることができるということは、手配の手間が少なくなるだけでなく外注加工費の比率を下げることで、最終的なコストへの貢献も考えられます。さらに、日程の変更の容易さや加工の調整など一貫して行うことで臨機応変な対応がとれるはずです。

取引先が多くあるほうが、1社あたりの比率が小さいため、取引先の動向で規模縮小や廃業などの影響が最小限で済みます。
大手の協力会社や「Tier」（ティア）1や2とよばれるモノづくりのピラミッド構造を形成している会社ですと、あなたの求めている日程や数量などが配慮されず加工が難しいという返事をされてしまうかもしれません。
昨今、高齢化により自主廃業が当たりまえになっている世の中、継続的な会社運営を行うという姿勢が見られるかどうかも大切な基準です。機械の更新や人材の採用などから継続性がみられれば、あなたのモノづくりにおける長期のパートナーとして協力できるはずです。ホームページやSNSなどで会社の雰囲気を感じられることが重要です。

自社にとって「パートナー」となりうる会社が本当に必要なはずです。
せっかく頼むのだから、安心してお願いしたい、対応のよい会社でお願いしたい。
そういった思いで探されている方が多くいらっしゃるとおもいます。
・出来ない加工でも、こうしたら出来るといった解決案をくれる会社。
・見積もりの内容を「一式」で終わらせることなく、詳細に記載してくれる会社。
・納期日程や状況確認などメールや電話で顔が見えない対応が必然と多くなるからこその細かい対応をしてくれる会社。
そういった安心してお願いできる加工先を見つける方法は、やはり会社概要などの代表挨拶の文章や電話やメールなどファーストコンタクトでの対応で「サービス性」を感じられるかかと思います