「アルミスロープってオーダーできないの？」市販品じゃ合わない方への解決方法とは？

 

 

東京都内のお客様よりアルミスロープ加工依頼の経緯

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東京都練馬区のリノベーション会社である株式会社マスターアート様より
「弊社が出入りしているマンション管理組合様より共用部のスロープの見積もりを依頼された」
とのことで、多くのHPのスロープを見て検討しながら弊社のHPにたどり着きお問い合わせをいただきました。

ヒアリングを行うと現状、木の板に樹脂製のシートを貼るだけの簡易的なもので
雨風により腐食してしまって破損や転倒が起こり得るため危ない状況でした。

【腐食が進んだスロープの現状】

 

現状と同じ木の板にするか、耐久性を考えアルミ製にするかという2点の案が
議題にあがりアルミのスロープ案を検討し検索されていたようです。
群馬県と東京都と距離もありましたので、お客様からのイメージ図や寸法のやり取り
を行い自社で設計図面化し加工完成し納入いたしました。

 

 

なぜ、市販のスロープでは不十分だったのか？希望とミスマッチだったから。

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今回お問い合わせの際のヒアリングでは東京と群馬との距離もあり
お客様による現状、希望サイズなどイメージ図を元にイメージを共有していきました。

【イメージ図】

 

その中でお客様の悩みとして

「多くのHPでサイズを見てきたがどれも合致しなかった」

「扉のロックの部分の逃げとなる切り欠きが必要で手加工するわけにはいかない」

など既製品で注文しようにも解決できない悩みをお持ちだったようです。

既存の共用部で使用しているスロープの代替え品ですので市販の物を適用しようにも
「高さが合わずにガタついてしまう」「扉と干渉してしまい手加工で削る」
などかならずどこかに不備が生じてしまいます。

倉庫へのスロープですので強度や扉への干渉を避けるなど
どうしてもオーダーでの手配が必要だったのだと思います。

＊

イメージを共有し弊社にて設計を行い加工を行いました。
板だけでは上から乗った際にタワミが発生してしまいます。
そこで板金加工の特性を活かした強度付けを行い、扉ロックへの干渉を避けるための切り欠きなど
お客様が求めるサイズ・現状への考慮を含めた製品を加工することとなりました。

【設計図面】

 

アルミ縞板スロープを製作し完成へ

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社内にて「抜き加工」「曲げ加工」「アルミ溶接」を行い梱包をし現地へと配送いたしました。

【完成全体写真】

縞板だけでは上に乗った際にタワミが発生してしまい
強度に不安が残りますので縞板部の両脇を折り曲げることで
強度を増し、更に裏側にも補強金具を溶接することで
全体的な強度を上げています。

【アルミスロープ裏側】

【裏側溶接部】

懸念であった扉のロック部の干渉もアルミスロープに切り欠きを設けることで
追加工無く設置することができました。

【アルミスロープ設置　扉ロック部】

 

 

まとめ：市販品で妥協せず、フルオーダーのアルミスロープの手配が可能です。

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今回のように「現場に合わせたアルミスロープ」の手配となれば
市販品ではサイズや強度が不十分で追加の手配となるセミオーダーですら難しいのが現状かと思います。
それぞれの現場や使用方法に合わせた加工の方がご自身での追加加工などが
不要となり結果として良いものができるのかもしれません。

 

アルミスロープを手配する上で知っておいて欲しいポイントは

・アルミの板だけでは弱く補強は必要
・市販品でのサイズ合致は稀
・現場、現状に合わせたオーダー対応が最も手間を欠けずに済む

 

ということになります。
今回のように用途やサイズなどイメージを共有させていただくと
距離があって現場確認無くとも最適な製品ができるということを実証できた良いケースであったと思います。

それ以外でもリフォーム会社様からだけでなく、倉庫管理をされている方からや
個人で使用するバイクなどの二輪用などのご依頼も頂戴しております。

「どこかでオーダーでアルミスロープを依頼したい」

そんなお悩みを抱えている場合には是非一度ご相談いただければと
思います。

◆

 

「法人個人問わずアルミスロープを検討している。」

 

「他の加工事例もあると言ったがどういったものか知りたい。」

 

などご希望の方は【お問い合わせ】よりご連絡ください。

 

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