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加工コラム

鉄とボンデ材の価格差は〇〇円|設計者に伝える板金コストの上がる理由・下がる理由1

以外と知らない材料費の見直しで生まれるコストダウン SPCC&SECC編

 

板金加工会社を運営するプロが教える、
教科書には載っていない「生の声」「現場の声」を取り入れた図面から考える板金加工のコストの話。
コストを考えた設計によって安く手配できるだけでなく、
異なる視点を持った設計ができることで『あなたの設計力』がきっと向上するはずです。

更新:2024年1月23日 材料単価更新


目次

  • SPCC材とSECC材とは?
  • SPCC材とSECC材のメリットデメリットとは?
  • SPCC材とSECC材の材料費価格差は○○円。
  • まとめ

 

 

SPCC材とSECC材とは?


 

材料
板金加工において基本となる原材料は板材になります。
板材も鉄・ステンレス・アルミ・銅などあり板厚や定尺サイズによって種類は
豊富にあります。
その中でも一般的に使用されるSPCCとSECCについては同じ鉄材であり

SPCC
:一般的にみがき材と呼ばれ正式名「冷間圧延鋼板」と呼ばれています。
SECC一般的にボンデ材と呼ばれ正式名「電気亜鉛メッキ鋼板」と呼ばれています。
SPCなどの生地材とは異なり表面に亜鉛メッキが施されているため表面が白く見えるのが特徴です。

といったそれぞれ特徴があり板金加工を行う上では一般的な材料の種類になります。

 

SPCC材とSECC材のメリットデメリットとは?


SPCC
・メリット:
一般的に流通しており入手も容易

・デメリット:
表面が生地のままなので湿気や手垢などによりサビが生じやすい
そのまま使用することはなく、塗装やメッキなどの後処理が必要になる。

SECC
・メリット:
表面処理が施されているのでそのまま製品に使用が可能
後処理が不要なため、塗装費やメッキ費を抑えられる。
塗装の際に表面に凹凸があるため塗装の吸着が良い。

・デメリット:
SPCC材に比べてキロ単価が割高

 

以上のように使用する製品などによりメリットデメリットがあります。

 

SPCC材とSECC材の材料費価格差は○○円


SPCCとSECCとでそれぞれメリットデメリットが見られるが
これを単価という点でみた時に果たしてどれくらいの価格差が生じるのか
サンプル形状を使って計算してみたいと思います。

300角板

サンプルサイズ
板厚1.6t X辺300mm×Y辺300mm サイズの板
材料費の計算式は「キロ単価×重量」で求められます。
(キロ単価400円の物が5キロ分あれば2000円ということ)

重量とは数学的な公式を用いれば正確な重量を求められるが
簡易計算にて計算すると

板厚1.6t×X辺長さ300mm/1000×Y辺長さ300mm/1000×比重(鉄7.8)

で求められ重量1.12となる(肉抜きなど施されている場合では正確では無い)

キロ単価はおおよそ令和5年12月の時点で
SPCCが167円
SECCが180
となるので

「キロ単価×重量」であるので
1.12
×167円187円
1.12×180円201円
となり差額約14円となります。

わずか14円ではあるが、材料や板厚が大きくなるとこの差は大きくなります

令和5年になって、ボンデ鋼板と冷延材の差が小さくなってきているので、
この違いの小ささを利用して塗装で処理していたものをボンデ材での
仕上げ完成とするのも塗装費を抑えることが可能なので
検討の余地があるのではないでしょうか。

 

まとめ


材料費は板金加工の単価において原価という観点で計算されます。
ステンレスやアルミでは比重やキロ単価がことなるため鉄とは違った
価格差が生じます。

材料費を抑えるためにSPCC材にするのか、
ただしSPCC材では後処理などが必要となってしまうなど
トータルで単価を計算した時にどちらが良いのか判断が必要になってしまいます。

実際のお客様でもSECCのメリットでもある「処理済みのためそのまま使用できる」という
点に着目し塗装費を抑えることで製品のトータル的なコストを抑えることに成功しています。

何気に材料指示を「SPCC」と記載するのでなく価格差や
メリットデメリットから考えることでコストの上げ下げを生み出すことができます。

上野製作所では材料費の違いからコストを見直すことで
お客様の求める製品のコストや日程などを一緒に考え答えを提供し続けます。

板金加工をご検討の方は、お気軽に上野製作所にご相談ください。

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この記事を書いた人

上野製作所 編集部

上野製作所はお客様に寄り添い、
「コストや納期」だけで下請け会社となるのでなく、
加工会社としての目線で助言をする
パートナーとなる会社としてあなたのモノづくりの協力会社となることを約束します。


 

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